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2013-12-31

ポカラ編 今年1番の恐怖

俺達のいるポカラは年末のフェスティバルに入り、


メインストリートは歩行者天国となり大勢の人が集まりだしていた。




「あっ、遊園地ができてるっ! 」


暗闇の中に確かに遊園地だ。



愛ちゃん

「動いてる~」


歌声に観客の歓声が響いている。

(あの会場はどうやって行くんだ。。?)



人の流れに連れていくと、入口があった。


ポスターなど貼ってある。

(なるほど、コンサートのポスターだ)


何度か街中で目にしていたポスターだった。



チケット売り場の男
「1人、入場料100ルピー(100円)」



「えっ、100ルピーだけ?」



「愛ちゃん、せっかくここまで歩いてきたし、入ろっか!」


愛ちゃん

「うん」




実は最近、足の裏が悪い。


腫瘍を取る手術を半年前にしたばかりだが、



再発だ。


激しいトレッキングが終わり、気がついたら痛くなっていた。




満身創痍の俺が、





今年1番の恐怖を味わう事になろうとは。。



入口の男がチケットの紙を横に破った。


遊園地の方に気づけば足を進めてた。




「おおっ! バイキングだ!バイキング!!」


スカイシップが闇夜の中、豪快に飛び交っていた。


他にも観覧車みたいだが、グルグル回って怖そうなのも見える。



んっ、



チケット売り場だ、



きっとスカイシップのに違いない。

(気になる。。。)


女性は70ルピー(70円)と答えた。

(高くないな。。安いと言えば安い。。)




「愛ちゃん乗らへん?」


愛ちゃん
「えっ?!  う~ん。。いいで!」



ペラペラのチケットを握り締め、いざスカイシップに。


スカイシップは動いていた、


2、30人位だろうか、そこそこ乗っている。



奥でこっちに来いと招いている、


所謂、スカイシップで1番怖い席付近であった。



船が本格的に動き出した、、というか、もう動き出していたのだ!!


気がつけば招かれた怖い席に座っていた。



隣の席のネパール人

「いやぁ~面白いね~実に面白い!」


正に今から始まる船の乱舞を期待している、、




あれっ?!



そういえば、手すりとか、安全バーとかは???




ああっ!


舟の動きが本格的に。。。!



角度が深くなっていくっ!



隣のネパール人
「お前、イスのここを持て、掴めっ!!」


(ここを?!)
横1枚の皆が座ってるこの板の辺りを掴めと言っているっ!!!





「愛ちゃん、ここ、ここを掴まないとヤバイっ!!」



愛ちゃん
「嘘でしょっ! こわい~」




俺も正直怖い!! 



正に落ち着く暇もないままに恐怖の最中にいる。



角度がかなり深くなってきた、イスを持つ手に力が入った。




(今この手を離したら。。)

死ぬっ! 間違いなく大惨事になる!



隣のネパール人は楽しそうだが、俺は青ざめてきた。



(早く終わってくれっ! 頼むっ!!!)




俺、愛ちゃん

「長い~こわい~」



全然終わらない。。




腕もパンパンになりそうだ、、




俺も愛ちゃんも無言で角度が深くなる瞬間、



上手く力を入れシップ慣れしてきた頃だった。。






あっ、




角度が1番深かった。






「カタッ!!!」




俺達の座り持っていた板が微かに浮いた。






「浮いた、浮いた! ヤバイ、怖い。」


愛ちゃん
「こわいょ~」





もう本当に怖くなった。


ただ終わるのを望んだ。






隣のネパール人「あ~あ、70ルピー無くなっちまったなぁ~」



そうボヤいて船を降りていった。





どっと魂抜かれたよう疲れた。





背中の向こうでスカイシップは次の客を乗せ動き出していた。





舟の端っこにいる人達は立ったまま乗っていて、



乗車オーバーしているのか、船の動きが鈍くみえた。




「下手なお化け屋敷とか行くよりバイキングの方がこえぇなぁ。。」



愛ちゃん
「あぁ、こわかったよ~」





生きた心地のしなかった出来事だった。


IN ポカラ 2013
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