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2009-10-05

モンゴル編5

砂漠の朝は寒かった、夜も寒くて何度も目が覚めた。

少しお尻が痛い、(昨日は色々と乗ったしな。)

一人、外に出るとまだ朝日は昇ってはいない、山羊の群れがいつの間にかにゲルの周りにいる。

近づくとトコトコと山羊の群れは逃げていった。

ゆっくりと朝日が昇る、その時間は寒さを忘れれた。



昨晩、小川が乳搾りができると言っていたが何やら今日は出来ないらしい、

山羊がいないらしい。

(ん?! ん、朝一、俺が山羊の群れに相手してて遠くに逃がしてしまったぞ。。)

俺のせいかも。。。

車を走らせゲルが見えるとちょうど乳搾りの真っ最中であった。

1頭1頭交互に首を縄で絞め一列に山羊を並べて乳を搾る、

脱走する山羊の角を掴み縛るのを手伝う、おばちゃんは慣れた手つきで乳をバケツに搾りまくる。

コツがいるものの上手く搾る事ができた。

ゲルにおじゃますることになり、ツァイやチーズ、手作りのウォッカをご馳走になった。

味は全部、羊の味がして褒めるものではなかった。


旅は終わった、砂漠を帰り走る。

見知らぬ俺達にここまでしてくれて本当にありがとう、ゴビ砂漠の旅は本当に激動かつ最高なものになった。


ゲルに着いてからダラダラ自分の家でもないのにゴロゴロ。

ゲルの生活は心地よいのだ。

仕舞にはご飯まで作ってもらった、

ゲルの中心にある暖炉に薪や糞を固めたものを入れ火を焚く。

それはガスコンロ顔負けな火力の強さ、

どんな料理にも羊入りで味付けが麺だろうがスープだろうが変わらない味なのだ。
(しかし本当に羊ばっかり食べるなぁ。。)

チーズはかなり苦手であった、かなり癖のある味なんだ。

馬乳酒も大分、口にしたが慣れなかったなぁ。。

もう正直、モンゴル料理に疲れ始めていた。
(食べ物で疲れるのは滅多にないんだけどな)

ずっと下痢であった、海外に出てきてからずっとかも。。

その夜、ライトポイを披露して明日ウランバートルに帰る事にした。

モンゴルでは灯油が手に入りづらく本当はファイヤーポイを見せたかった。

しかし、この旅はモンゴル人以外に出会わない旅だった。


ウランバートルに向かうローカルバスも地元民しか乗ってない中、日本人が珍しいみたいだった。

超満員状態でバスは相変わらずの揺れで走る。

指差し会話帳も使い慣れてきたもんだ、向かいの兄ちゃんがキャラメルをくれた。

(ガコッ!! ええっ?! 銀歯取れた!)
隣のお爺ちゃんが馬鹿笑ってる。

超笑いながら、犬に食べさせろと言ってくる、犬の歯が強くなるらしい。
(どーでもよい)

亀に似たお婆ちゃんが編み物をしていた。

編み物がどんどん形を作る。

大草原の中、バスが止まる(あぁ、遠くに見えるあのゲルがこの人の家なんだ)

ボリュームいっぱいにバスに音楽が流れる、

さっき大笑いしてたお爺ちゃんは歌ってた、

亀婆も編み物を止め歌ってた、振り返るとみんなが歌ってた。


バスの中は大合唱だった。


何時しか、お爺ちゃんは泣きながら、亀婆は大草原を見ながら。

後で聞いたら、故郷、家族愛の童謡の歌だったんだ。

お爺ちゃんの顔みたら

こっちまで泣いてしまいそうで見れなかった。


そんなバスに乗りウランバートルに帰ったんだ。

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