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2009-12-30

外伝 ネパールINカジノ 

ギャンブル。。

聞こえは悪いのか、酒に女に煙草にギャンブル。

カジノ。

あの雰囲気は他の何にも似ることのない聖地。

ここはネパールの首都、カトマンドゥ。

今は正にトレッキングシーズンで町は人が溢れている。

ゴミゴミした町を歩く、空気は悪い、喉が昨日から痛い。

「友達ー!!」 「こんにちわー」 「はっぱー」 「みてみて」

日本語で様々な誘いの中、色々な音のクラクションを鳴らされ歩く。

カオサン(タイの有名な繁華街)に似てるがカトマンドゥは好きになれそうだ。

町の中心を離れ、15分ぐらい歩いただろうか

煌びやかな看板が見える

高級ホテルに併設されているカジノが見えてきた。

(小さいな、思ったより。。) 昼を過ぎたあたりだった。

あ、ビーサンを履いてきてしまった。。

入れるだろうか、断られる可能性もある。

入り口のガードマンが足元を見てくる、何か言いたそうだが何も言わない

(大丈夫みたいだな。。) 「ハーイ!」にっこりと笑顔をガードマンにみせた。

中に入ると辺りは暗く人も少ないようだ、

カウンターがみえる。

お金をメダルに換えてくれるみたいだ、

どうやら見渡すとこの階はスロット系のフロアのようだ。

中央にある螺旋階段が2、3階ぐらいまで上に続くのがみえ、

2階にはテーブルが少し見える。

(上にテーブルか。。。)とりあえずは1階からだな。

メダルをUS$で10$換えてみた、41枚のメダルと共にフロアーを練り歩く。

(スロットばかりだな。。)試しに1枚入れてみる、1ラインのドラム式の古いタイプの台だ。

当然、揃うわけもなく、また練り歩き始めてた。

ピカピカとスロットの台が光っていてヨーロピアンの女性が喜んでいる、

町で見かけた事のある女性だ、クレジットがどんどん増え300を超えていく。

目が合うとその女性はニコッと素直に嬉しそうであった、きっとビギナーズラックだろう。

ん、BJ(ブラックジャック)の台か。。。

十枚くらいメダルを台に投入する、

「くそっ、」  13?16でHITするとブタ(BUST)になってしまう。

引きが悪いなぁ。。 また数枚、BJのマシンにメダルを流し入れる。

コンピューターの設定が高すぎる!一瞬で俺のメダルを半分以上マシンは飲み込んだ。

螺旋階段を登り、2Fを見る(やっぱりテーブルのフロアか。。)

階段はまだ上にも続いている、3Fは飯か。。

どうやらフリーで食べれるようだ。

ナンといくつかのカレーを味わうわけでもなく口に運ぶ。

螺旋階段を下りながら2Fのテーブルを見る、(そんなには人は居ないな。。)

ルーレットも見える。

だが、このカップに残ったメダルがまだある。

2Fを流し目に1Fに戻った。

よく見るとカウンターの横にバーカウンターがある、

「BEER、プリーズ!」頼んでみるとグラスかジョッキか聞いてきた。

ジョッキ片手に残りの十数枚のメダルを握り締め歩く、

チカが大好きなルーレットをしている、

心は2Fが気になっている。

結局さっき負けたBJの台に戻りメダルを使い果たした。

ん、ライ君が居る。

彼もまたメダルを使い果たし上を見据えていた。

俺「行く?」

ライ「うん」

一言で階段を登った。

そう人は多くはなかった、どうやらルーレットが人気があるようだ。

俺の知らないテーブルゲームが1番人気だが

流石にすぐに見て理解できるほど簡単なものではなさそうだ。(やはりBJだな。。)

チップに換えてくれるカウンターがある。

聞いてみるとチップ1枚200円かかる、

十枚で2000円だ!当たり前の金額ではあるが

1泊200円、1食100?200円ぐらいで生活している俺達にとって直ぐには出せず

俺「ちょっと様子みょっか。。」

ライ「うん」

一言でチップを買うのを諦めた。

チカのところに行くと調子は良さそうだった、クレジットは倍になっていた。

カジノを後にするとライ君が「ちょっと他のところも行ってみたいな」と言った。

もう1件確か近くにカジノがあるはずだ、「行くか!!」

若干ネオンが派手に見えてきた(なかなか良さそうだな。。)

入り口に人が多いな、、やはりサンダルを見てくる(あんまり芳しくないようだな。。)

何も止められる事無く中に入るとサリーを着た女性が挨拶してきた。

絨毯が足を深くに沈ませる。

ワンフロワー(1F)のカジノのようだ。

目の前にはテーブルが広がり、奥にはスロットマシンとレストランが見える。

客もさっきのカジノより入っていた。

スロットは人気が無く、誰もやっていない感じであった。

ん。。ルーレットのマシンがある。

既に座っているチカに聞いてみると、1000円(800ルピー)で50クレジットみたいだ。

どうやら5人まで座れるようだ(いくか。。)

800ルピーをスタッフに払う。

スタッフはクレジットを50にしてくれた(ゆっくりいくか)

スタッフにビールを頼むと、スタッフは横に首をかしげ、数分後ビールを運んできた。

まず1枚かけてみる。全然違う数字に白玉は入った。

正面のモニターにはみんなの賭けたのが一目で確認できる。

真ん中に座っているインテリな眼鏡チビが馬鹿みたいに賭けている。

頭はよさそうだが、ずるがしそうな感じの男だ。

白玉は眼鏡チビが賭けている数字に入った。

眼鏡は手を叩き大喜び、

携帯まで出して、何か話し始めた(きっと今日はついてるぜと言っているのだろう)

人が当たっているのを見ると、賭けてしまうのが性。

1枚ずつゆっくりが、いつのまにかに結構賭けだしてしまった。

眼鏡の調子は絶好調であった。

しまいに友達がルーレットに来ると、

財布からお金を渡し、友達に奢りはじめていた(くそーなんかこのチビ気にいらん!)

チカもまた、たまにガッツポーズをし調子が良さそうであった。

俺の方はそろそろクレジットがない

(くそ、無くなった。あと1回つぎ込むか。。)

800ルピーを手渡し、クレジットを50増やしてもらい、またビールを1杯頼む。

ライ君はもう既に3回店員を呼んでいた。

流れが変わった。

眼鏡チビの賭ける場所はことごとくハズレ、大もうけしていたクレジットは無くなってしまったようだ。

引き上げはあっさりであった。

もう1人の男は地道に3分の1(小1?12、中13?24、大25?36)に賭けていた。

1枚ずつ数字にかけつづけているのが相変わらずのチカである。

ニュージーランドのカジノで8時間も座り続けた女である。

1枚ずつの根気強い賭け方など、できやしなかった。

少しは粘るものの、結局クレジットは0になった。

ライ君もまた無くなってしまったようだ。

今日3000円も既に負けている。

起死回生の1発がほしいところである(いくか。。テーブルに。。)

ライ君と2人でチップに変え、BJのテーブルに座った(女か。。)

一瞬だった。

4連敗であっという間に2000円は飛んだ

5分持っただろうか。ライ君もまた一緒だった。

2人してあまりの速さに状況が飲み込めない状態だった(強すぎだろ。。)

チカの様子を見に行くと、勝っているようだった。

俺「ライ君、最後にもう1発いくか」

らい「おう」

最後に2千円分(チップ10枚)変え、BJのテーブルに再度座った。

ディーラーが居ない。

数分待つと、さっきと違う女ディーラーがやってきて、

カードを切り始めた(じれったい、今すぐ勝負したい!)

カードを切るのがやる気を感じられなかった(もっとやる気出せよ!!)

くそっ、早くしろよ!暇だなぁ。。

何故か写真を撮ろうと思い、ディーラーに聞いてみた。

ディーラー「no photo]

当然だ。

ん。。後ろから支配人らしきおっさんが、1$くれたら撮ってもいいぞと言って来た

(1ドルか。。まいっか)

1$を手渡し、カジノの風景を撮ろうとすると、ディーラーが

「no no!!」と言ってくる。

俺「え、今1ドル払ったじゃん。見てたっしょ?」

ディーラーは「誰に払ったのよ。知らない人に払っても写真は撮れないわ!」

さぁ、始めるわよ!!

(え、じゃ誰に俺は1$払ったんだ、、???)

困惑の中、BJやっても一瞬で負けてしまい、しょんぼりしてるところに

本物の支配人が1$を取り返してくれ、俺に1$を返してくれた。


カジノの外に出ると、

まだ明るく、夕日も染みてこない時間であった。



負けてから2日もしないうちにライ君が「引き下がれないな」と言った。

俺もだ。

ライ君も俺と同じくらいこないだやられている。

またATMに行くのか。

ネパールでATMにいくのは何故か屈辱感が沸いてくる。

普通の暮らしをしていたら、2,3万あれば、1ヶ月暮らせるんじゃないかと思う。

レベンジで同じカジノに行くことにした。

今日もそこそこ客はいる。

レストランは今日はビュッフェはやっていないようだ。

(やはり、とりあえずルーレットか)

パターン化しそうな予感である。

ビールを頼み、飲みながらベッドする。

(このマシーンには癖があるな)

若干であるが、マシーンに馴染んできたかもしれない。

1時間以上は持ったものの、しかしまだ勝つまでにはいかなかった。

ライ君は店員を4回も呼び、チカは今日も勝っていた。

ルーレットに1時間以上座れば十分だった。

(さて、やはりBJか。。)

BJのテーブルが見えると、かなり賑わっている。

(ん?!満席か。。)

ディーラーの顔は冴えない。

プレーヤーみんな景気は良さそうだ。

真ん中の席の髭のガタイの良い男が場を握っていた。

その男が「ピクチャー」と叫ぶと、ディラーの最後のカードは21を超え、豚(BUST)になるのだ。

引きもいいし、止めるところはしっかり止める

(なかなかやるな。よし、この男に賭けてみるか!!)

BJのテーブルでは、後ろにいるギャラリーがプレイヤーに託し賭けることができるのだ。

かなり昔の話だが、マカオのカジノで俺の1勝負に15万円分賭けてきたことがあったな。。

(その時は負けてしまったけど)

髭の男jは絶好調だった。

(よし!!きた!!!)

彼に賭けたのは正解だった。

持っているチップはすぐに倍になった。

ライ君もいつの間にかに髭にかけている。

(よし!!豚だ!!!)

いつの間にか俺達はひりついていた!

右側の2人組もいい。

髭の男が流れが悪いときは、2人組の1人の老人かもう1人の若者に賭けてみた。

好調だった。

もっているチップは3倍以上になっていた。

だがディーラーも意地があるようだ。

流れが変わると2人組の沢山あったチップはみるみるなくなった。

(引き際かもな。。)

髭の男のチップもかなり減ってきている。

(十分儲けさせてもらったな。。)

完全にディーラーの流れに俺は線を引いた。

ライ君のチップもまた倍以上になっていた。

らいくんは「勝負するわ!」と2人組の空いた席の1つに座った。

(こないだのぶんまで取り返すつもりだな)

勝負所はあった。  

ライ君が大きく賭けた時に21で分けて、次も更に大賭けで20でディーラーと分けた。

その後はみるみるうちにチップは無くなり、更に追加したチップも無くなった。

チカは今日も勝っていた。(すげーなこの女。。)

チカは「今日はご飯おごったるわ」と景気よく言った。

カトマンドゥの有名なステーキやで舌づつみした。

今日は勝ったとはいえ、まだ3000円も負けている。

まだまだ引き下がれる訳がなかった。






今夜はカトマンドゥ近くの村でムーンライトパーティーが行われるみたいだった。

だが、俺達のムーンライトパーティーはカジノで開催された。

夜に来るのも初めてだ。

客はかなり多くどのテーブルも人だかりになっていた。

ただサリーを着て挨拶だけをしている女性もたくさんいる。

(とりあえずルーレットだな。。)

ビールを頼むと店員は横に首をかしげた
(これを見ると本当に判ってんのかな?っていつも思ってしまう)

ルーレットには俺達のほかに2人既に座っていた。

1人はシークの男で髭があり、優しそうな人だ。

もう1人は片目がぶっ飛んでいて、多分薬かマリファナをしていると思う。

座ってすぐに気がついた。シークの男の賭け方だ。

(あ、あれはみっちゃん法則)

説明しよう。

みっちゃん法則とは(小 1?12  中  13?24  大 25?36)のうち2つに賭け、

66%の確率で当てようという、儲けは少ないが当たる確率は高いという法則である。

よく横に座るみっちゃんが「なべちゃん、66%の確率なら当たっちゃうよね」と言っていた。

そもそもみっちゃんと言う男は生粋のギャンブラーで1日に20万負けて、

次の日に20万勝つという変態なギャンブラーである。

(よし、今日はみっちゃん法則でいくか。。。)

66%の確率とはいえ、真剣に流れを読み、賭けなければならない。

(よし、今日は来てるぞ)

冴えにさえ、クレジットは倍になっていた。

ライ君は今日も何度も店員を呼び、調子は良くなさそうだ。

めずらしくチカも今日は調子が悪い。

初めて店員を呼び、クレジットを追加していた。

相変わらず調子は良かった。

みっちゃん法則を少し改良し、「新みっちゃん法則!」まで完成するほどの勢いであった。

そんな中ライ君が「BJで勝負するわ」と言い、去って行った。

そのちょっと寂しい背中を見つめていたら、俺もBJで勝負したくなってしまった。

みっちゃん法則でコツコツ貯めた倍以上あるクレジットを適当に数字に大賭けをした。

そう簡単に当たるわけが無い。

(今日は新みっちゃん法則を完成しただけで収穫はあったな。。)

5分もしないでライ君の後を追った。

BJのテーブルに着くと、ライ君以外誰もいない。

支配人に声をかけると、数分待ってくれと言う。

ディーラーのいないテーブルに座り待った。

30分が経った。

ネパール人も1人待っている。

(いつまで待たせるつもりだ)

苛立ちが募る。

俺  「飯でも食べるか」

ライ 「おぉ」

ダルバートを胃に流し込み、10分もしないで席に戻っても、まだディーラーがいない。

気合を抜かない為にも、チップを更に手に入れ、臨戦態勢でテーブルで待った。

それからさらに30分待った。

夜の10時。

なるほどと思った。

夜勤のディーラー達が数人並んで歩いてきて、各テーブルに配置されている。

(おせーよ。。)

1時間以上も待ってしまったら、さすがに気持ちは萎えた。

それでも既に負けている俺達は引き下がれない。

怒りを勝負にぶつけるしかなかった。

おかめ納豆のようなディーラーはカードを扱うのが下手で、更に俺達の冷静さを欠けさせた。

そして4000円分のチップは水の泡となった。


カジノを出た、

月が丸い。

こんな深夜に歩くのは初めてである。

「もう、このカジノは駄目だな。。。。」

と呟いた。

チカもまたルーレットを続けていると、

店員が空いてる席のクレジットを増やし遊び賭けるという暴挙をしたらしい。

3人同じ気持ちだった。

もうここのカジノはこないなと決めた。

カトマンドゥに来てからというもの、至福を肥やしすぎていた。

最後のカジノから3日後にはエベレストに向け、トレッキングをしていた。

想像を絶するほどのきつさに根を揚げそうであった。

トレッキング2日目にし

俺  「帰ったら速攻カジノ行く?」

ライ 「ハイアットホテルにする?」

俺  「ナメリカン(アメリカンホテル)か?」

チカ 「やっぱ、ハイアットかなぁ」

そんな会話をしている。

まだまだネパールのカジノ物語は続きそうである。

                                          
           完。

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有馬記念

さすがなべさん!
相変わらず、カジノやってますね!!

俺の帰ってからの成績は、3勝4敗…

しかし有馬では、エアシェイディの3着で少し息を吹き返しました。
今年のトータルは1万儲けぐらいっすね…

だいちゃんは、春先に40万ぐらい当ててたらしいけど、微増って言ってました。やはりヤメ時が肝心ですなー
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