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2010-03-04

食中毒編

「一太のカツ丼!!!!」 

そう何度も向かいの山に叫んだ事か。。

トレッキングでの1番欲望は食べる事であった。

今日でカトマンドゥに帰ってきて2日目で2日連続で一太(日本食レストラン)に来ている。

昨日は一言も誰も喋らず食べた。

23日も山に居て、下界でのカツ丼は想像以上に美味かった。

今日もまたカツ丼を注文したのだ、

これから起こる悲劇を知らずに。。。。。。


食べてる途中にライ君が「この肉、生だなぁー」と言い、肉を丼の端に避けた。

(生か、危ないな。。)と少し思いながらカツ丼を口にかけこむ。

今日はチベット越えしてきたヨッキーも久し振りに再会していた。

会計しようと皆が席を立とうとしたあたりだった。

ライ君が立たない。

「ちょっと今、気持悪いかも、立たれへんなぁ」

おかしなことを言い出した途端、ライ君は白目をむき「ズズズ」っと椅子からずれていった。

倒れる!!

俺とチカでライ君を支え、ライ君を呼んだ。叫んだ。

その時ライ君の左手が痙攣していた。(ヤバイ。何がなんだか分からない)

混乱した。

「ライ君!!ライ君!!!!」

3秒くらいだろうか。目を覚ますとライ君はすぐに滝のようにゲロを吐いた。

吐いたゲロが俺の脚に跳ねたが、気にしているような状態ではない。

そのゲロの臭いにもらいゲロしそうになってきた。

(ヤバイ。気分が悪くなってきた。)

ライ君の事を助けれる状態ではなくなってきた。

1人店から出て階段に座り、落ち着こうとした。

頭は混乱していた。

ライ君のことが心配だった。あの痙攣の仕方が頭に焼き付いていた。

(後遺症がのこらなければいいが。。。)


うっ。。。吐きそうだ。

だ、駄目だ、、

は、吐。。。

。。。。。。。。


「なべちゃん!!」チカの声で目が覚めた。

(え!?俺どうしたんだ。。)

ほっぺがゲロの海につかっている。

倒れていた。

左のこめかみ辺りが痛い。(倒れたときに切ったのか?!)

触って確かめてみると、ゲロと血がついた。

更に便がケツから顔を出している。(やばい!ウンコを漏らすわけにはいかん!)

行く事の出来なかったトイレにゲロと血まみれの状態でヨロヨロ入った。

(はぁはぁ。。なんとか漏らさなかったな。。。)

気を失った事など今までなかった。

自分もなんだかヤバイ。

ライ君の事など心配できる状態ではなく、また倒れてしまいそうなひどい状態だった。

ヨッキーかチカが「病院!タクシー!」と言い出していた。

現場は大混乱でとりあえず病院に向かうのが先決のようだった。

フラフラと階段を降り、タクシーを待ってる間、また失神しそうになった。

チカがどんどん見えなくなり、黒がどんどん支配していった。

その最中、ヨッキーが水をくれて、なんとか失神せずに済んだ。

この時のヨッキーのくれた水は凄く助かった。

チカもヨッキーもすごく大変そうだった。

朦朧としている中それは分かった。

病院に着くとすぐに、俺は麻酔抜きでこめかみを縫われた。

俺はされるがまま、痛かった記憶のみ残った。

点滴を打たれ、一晩入院する事となった。
画像 041

朝起きると、ライ君が隣のベッドにいた。

ライ君は「タバコ吸ってもいいかなぁ」などと言っている。

どうやらもう心配する必要はなさそうだ。

原因ははっきりしないが、卵か肉だろうと先生が言っていた。

昨日は本当に心の底からライ君が心配で自分も何がなんだか分からなくて、そして怖かった。

死ぬんじゃないかと思った。

生きてる喜びを知った、出来事であった。
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えまぁーじぇんしー
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